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Adobe MAXから感じる「共有」の再認識

皆さんこんばんは。VR映像制作合同会社ジーンの近藤将人です

昨日はパシフィコ横浜で開催されましたAdobe MAX2017に遊びに行ってきました。

初めて行きましたが大盛況でした。
午後からのセッションは各ソフト毎にステージがわかれた解説。
映像業務をしておりますが今回は2018から新しく登場したXDとDimentionとMuseが気になっていたのでそちらを見てきました。
簡単ですが新登場しましたXDとDimentionについてのご紹介。

Adobe XD
UI/UXデザインのプロトタイプを素早く構築するソフト。
webやスマホアプリ等、現在も改めて重視されてきておりますUI/UX。
クライアントとの共有やプロジェクトチームでの共有がスムーズにできるソフトです。
詳しくはこちら

Adobe Dimention
3Dモデルと2Dデザインを簡単に合成。
製品画像やパッケージデザイン、ブランドロゴ入りグッズを実際のシーンにあわせて簡単に視覚化することができます。
詳しくはこちらから。

XDとDimentionは基本知識なしで見たのですが非常に有効的なツールでワークフローやお客様とのコミュニケーションスタイルが変わるなと感じました。
Adobe製品を使ったことのあるかたでしたらおそらくそんなに使うのは難しくはないと思います。
実際に僕でもツールとしての操作はすぐ習得できそうでした。

これらのツールが出てきて感じたのはいかにお客様と製作者側の意思疎通を素早く視覚化して共通認識を持ってプロジェクトに向かい合えるかということの大切さです。
依頼される側もイメージは言えても具体的にどうすればいいかわからない。
制作側もそれを汲み取って形にすることはできても、最終的に合意のとれるところまでのコミュニケーションに時間がかかる。
その課題が解決できるツールだなという感じです。
実際にAdobeのAI機能「Adobe Sensei」のPhotoshopやStockのデモもありました。
こうしたらよいかもというイメージが出来てもそれを組み上げるのに時間がかかってしまって実際にやらないことというのは今ままであったと思います。
もしかしたらその試さなかったもののほうがよりよい結果を得られたかもしれない、お客様が満足してくださったかもしれない。
でもそれがすぐに視覚化できたら。
脳内で思っているイメージと実際に見るのではやはりズレが生じる部分はあります。
思い込みというのは制作に限らず真実を捻じ曲げてしまうことはあるでしょう。
ただそこに共通認識できる視覚的なものがすぐに出る。
これだけで人々はよりコミュニケーションを加速することができるのではないかと感じました。
Adobeも言っていますがAIは仕事を奪うものではなく製作者がよりクリエイティブに注力できる環境を構築することで活きると思います。
クリエイティブはモノを創るというところだけではなく、今まで見えていなかった視点を想像するキッカケなのかなと感じました。
そんなことを思ったAdobe MAXなのでした。

メインステージや注目のものはYouTubeライブとニコニコ生放送でも放送されていますのでアーカイブをご覧いただければと思います。
Adobe MAX Japan公式サイトはこちらから。
僕も見れなかったセッションで興味があるのはつまんで見てみようかと思います。

明日も一日頑張りましょう、

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