皆さんこんばんは。VR映像制作合同会社ジーンの近藤将人です

最近の研究の中心はもっぱらVR映像における空間音声です。
YouTubeやFacebookが空間音声に対応しているのでアップされているのをいろいろ聞いています。
そこで思うのが空間の残響と距離感の表現の重要さ。
単純に音の位置が動いているのはいろいろあって最初はすごいと感じていたのですが、いろいろ聞いているうちになんかこう物足りなさを感じてしまいまして。
例えば人が歌いながらカメラ側に近づいてきて離れていくのに位置だけが動いて音が変わらなかったり。
明らかに映像上の空間と音声の空間表現がミスマッチだったり。
リアルを追求しようと思うといろいろな要素が多くて難しい。

昔、とあるアニメで室内で話していたキャラクターが歌いだしたらいきなりリバーブがっつりかかったのを見て
「いや、そこそんなに反響しないでしょ」
と思ったことがあります。
まぁ表現上の演出としてエフェクティブにがっつりとかけるのならまた違いますが。
あまりにもかけ離れすぎているとなんとなく違和感を感じてしまう効果もあるなと感じました。

映像と音声のミスマッチが大きすぎるとリアルを追求するには違和感が出てきてしまう。
普通に喋っているような当たり前のような音だと余計に難しい。
意識しないところをいかにうまくやるか
ただそこをうまくできても聞く側は意識しないところなのですげーという感じにはならないのですが。
どの分野の仕事でもそういう見えない所をスマートにおさえられる人はすごいなと思うのです。

現状、様々な制約で表現できる限界があるので
通常の映像でもやっぱり音の要素って大きい部分はあるのでうまく表現できればなと感じるのでした。
そういうところはベースが音から入った人だからなのかもしれないです。
VRは五感を刺激するものなにで視覚だけではなく+αのところも突き詰められればと思うのでした。

明日も一日頑張りましょう、

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