1. HOME
  2. ブログ
  3. ATEM Mini Proを購入しました。できないことはこれ。

ATEM Mini Proを購入しました。できないことはこれ。

皆さんこんばんは。VR映像制作合同会社ジーンの近藤将人です

最近売れておりますBlackmagic DesignのATEM Mini Proがたまたま即納だったのを見つけて購入しました。

4チャンネルのビデオスイッチャーです。
Ustreamが盛り上がっていたころ、ライブ配信をいろいろやっていましたがスイッチャー高かったのですよね。
やれることに限りがありますがこれくらいのFHDスイッチャーが7万円ちょっとで買える時代になりました。
仕事でもスイッチャー使うことはあるのですがRolandのものしか触ったことがなかったのでお勉強です。
個人用のスイッチャーも1台も持っていなかったですしね。
ある程度価格は割り切られているので単体ですとこういう用途では使えないというのをお話します。
できることというのは結構情報で出ていると思いますので。

映像をプロジェクター等に送る必要がある場合
映像のアウトが一つしかないのでプロジェクターに送ったりするとプレビューやマルチビューを使うことができません。
メインアウトをモニターするだけでいいならスプリッターをかませればよいですがそれですとProの利点であるマルチビュー使えないです。

LINE受けで音声回線を別にもらう
音楽のライブ等で会場出しとは別に配信用で音声回線を貰う場合。
こちらは音声入力は3.5mmのマイク入力しかないです。
なのでLINEで音声をもらおうとするとこれまた一つ何かかませないといけないです。
しかもディレイがはいっていないのでリップシンクしようとするとディレイ入っているものもしくはディレイ単体が必要です。

Picture in Pictureを自由に切り替えたい
映像の上に別のチャンネルの映像を小さく重ねるPicture in Pictureはできるのですが入力1のものしか上に乗せることができません。
なのでPicture in Pictureをスイッチングすることはできません。

Fade to Blackが触りやすいところにある
これはできないこととは違いますが。
映像をフェードでブラックにするFTBのボタンがついているのですが切り替えるAUTOの横にあります。
ちょっとすべって押してしまいそうになりそうだなという配置です。
ちょっと怖いなという印象です。

僕自身もガチガチのスイッチャーではないのでガチ勢のかたはおそらくもっと意見はあるかと思いますが僕が感じたのは以上です。
ただウェブカメラ認識されたり、LANで直接配信出来たりとコンパクトでギュッとつまっていいところも多いです。
何かと足して使う時でも十分使えそうですし用途にあっていれば安くて非常によい機材だなと思います。
BMDスイッチャーを使ったことないので安定性面とかはわからないところはありますがいろいろといじって勉強していければなと思います。

VR絡みで使えるかなと思ったのはBMDのカメラを完全同期させてレックスタートしたり、パラメーターをソフトウェア上でコピペしたりできるところでしょうか。
2台あわせて使えば3D180度のコントローラーとしてもいけるかもしれないです。
BMDの3Dリグがないのでそこはつくらないといけないですが。
コストと機動力と考えるとK2 Proのほうが扱いがいいかなとも思いますが色味だったり細かいところで言ったらBMDセットも一つの選択肢かなと感じるのでした。

明日も一日頑張りましょう、

関連記事