VR始めたい人にオススメ!わずか280gの最新VRゴーグル「DPVR E4」を先行レビュー
映像制作 合同会社ジーンの近藤将人です。
目次
「DPVR E4」をプロ目線で解説!
この記事では、2023年4月14日から日本で販売開始される、パソコン用VRヘッドマウントディスプレイの「DPVR E4」を取り上げます。
特に、VRゲームをパソコンでこれから始めたい方はぜひ読んでみてください。
パソコン用のVRヘッドマウントディスプレイはあらゆるなメーカーから販売されていますよね。
「どれを買ったらいいかわからない!」
「VRヘッドマウントディスプレイは値段も高いし、大きくてかさばる!」
と、購入を躊躇っていませんか?
そんなあなたにオススメしたいのが、今回紹介する「DPVR E4」です。
「DPVR E4」は、とても軽くて高解像度、かつお求めやすい価格で手に入れられるVRヘッドマウントディスプレイなんです。
DPVR様から発売前の一足先に実機を提供いただいたので、実際に触った感想をお話します。
私は仕事でVR動画を制作していまして、VR黎明期である2016年からその進化を追体験し続けてる1人です。そんな視点も大いに盛り込んで解説します!
こんな人におすすめ
今回の「DPVR E4」は、以下の方におすすめしたいヘッドマウントディスプレイです。
・パソコンでVRゲームを遊びたい!
・本体が軽いヘッドマウントディスプレイが欲しい!
・120Hzの高リフレッシュレートと大画面でVRゲームを、
スムーズにプレイしたい!
・予算は抑えたいけど、クオリティが高いものが欲しい…
今までは、この条件すべてを兼ね備えるのは不可能でした。軽量化するためにはスペックを犠牲にする必要があったり、逆にスペックを求めれば本体の値段が高額になっていました。
「DPVR E4」のスゴさは、このすべてを兼ね備えている点です。
では、実際に本体についてお話していきましょう!
※「DPVR E4」はこれで”最終版”というわけではなく、今後もファームウェアやソフトウェアのアップデートが予定されています。日本で発売されたものと仕様変更がある可能性がありますのでご了承ください。
本体を説明します
「DPVR E4」は、パソコンに接続して使用するヘッドマウントディスプレイです。注目ポイントは、”7000以上のSteam VRゲームで遊べる”という点です。
昨今、メジャーなコンテンツはだいたいSteamでプレイできますよね。
他にもパソコンのディスプレイをヘッドマウントディスプレイ上に表示したり、VR動画を見たり…と、これ1台で様々な楽しみ方ができます。
4つのカメラ搭載
ヘッドマウントディスプレイの外側に、4つのカメラが搭載されています。このカメラで空間を認識しているのですね。
ヘッドマウントディスプレイとコントローラーは、指定したエリア内であれば自由に動かせる「6DoF対応」です。
思わず「軽っ」な軽さ
手に持ってみて驚くのは、この重さ!
わずか280g(ヘッドストラップを除く)と、非常に軽量です。
他社のものと比べてもかなりの軽さです。
本体が重いと、長時間装着する時は首が疲れてしまいます。軽量であれば体への負荷が少なくなるので、非常に快適にプレイできますね。
実際に頭に装着した際の前後バランスも良いです。
ヘッドストラップも、後ろダイヤルを回すことでしっかりと固定されます。
だからプレイ中にズレる心配がありません。
メガネユーザーも◎
「DPVR E4」はメガネユーザーの方も装着できる設計です。
顔に当たる部分がとても柔らかいので、幅が広い眼鏡をかけても問題ありません。
顔に当たる部分は簡単に外すことができるので、汚れてもメンテナンスが非常にしやすいのが良いですね。
フリップアップディスプレイが便利
ディスプレイ部分はフリップアップします。
スマホを見たい時や飲み物を飲みたい時、ヘッドマウントディスプレイを外さずにスムーズに現実と行き来できるのはありがたいですね。
パソコンとの接続、必要なのはコレ
パソコンとの接続には、「USB3.0以降」と「Display Port1.4」が必要です。
・ケーブル:同梱されているので別途用意する必要はありません。
・電源 :付属のアダプターを使用して供給できます。
USBとDisplay Portの分岐近くにアダプターを挿す箇所があります。
”ケーブルが多くなって邪魔になるのでは…”と思ったのですが、僕が使用してても特に不快には思いませんでした。実際に本体に繋がるケーブルが1本のみであり、それがヘッドマウントディスプレイの後ろから出てるから、ですね。
映像の見え方を、他社製品と比較!
解像度はハイエンドと同等
ディスプレイ解像度:3664*1920
リフレッシュレート:120Hz
と、「DPVR E4」は昨今の市場にあるハイエンドヘッドマウントディスプレイと同等のスペックです。
視野角が116度でとても広いから、没入感が高まっています。
フレネルレンズと「視差調整」が可能
「フレネル」タイプが使用されています。
見え方が非常に重要な瞳孔間距離設定は、レンズ自体が物理的に動くものではなく、ソフトウェア側で54mm~74mmの間で0.1mm単位で調整できます。
個人差がある瞳孔間距離調整とは違い、自由度の高い視差調整では、より多くの方により良い体験を提供できますね。
以上、本体スペックをお話してきました。
数値を見ても分かる通り、他社メーカーのハイエンドクラスと遜色のないスペックを持っていることがわかるかと思います。
気になるお値段は?
これだけのスペックを持っていると、やはりお値段のほうも気になりますよね。
冒頭にもお話しましたが、ここまでの高いスペックを持ちながら価格が安いのです。
販売価格がなんと、税込み79,800円なんです。
10万円を超えるPCヘッドマウントディスプレイがある中、このスペックがこの価格に落とし込まれているのは正直スゴいです。
最近は単体で使えてPCにも接続できる安価なヘッドマウントディスプレイがありますよね。しかしそれらは単体で使えるようにする必要がある分、処理能力の関係上どうしてもディスプレイの解像度やその他スペックが下がってしまいます。
その点「DPVR E4」は、処理をパソコン側で行うことが前提のパソコン専用ヘッドマウントディスプレイなので、高いスペックを実現できます。
パソコンでVR遊ぶという方は、パソコン専用のヘッドマウントディスプレイを買ったほうが快適なプレイをすることができます。
自分のPCは「DPVR E4」に対応してる?確認方法
今回の動画を見て、お使いのPCが「DPVR E4」に対応しているか不安に思う方もいらっしゃるかと思います。公式から皆さんのお持ちのパソコンが「DPVR E4」に対応しているかを、事前にテストするツールが配布されています。
購入前に事前に確認してみてください。
いつ販売開始?どこで買える?
販売開始は2023年4月14日を予定です。
日本代理店の株式会社アユートの「アキハバラe市場」内にオンライン通販ページが公開されます。
https://www.akiba-eshop.jp/dpvr/
オフラインショップでも販売される予定で、お得な購入キャンペーンも行われるみたいですよ。
詳しくは公式サイト、または公式SNSをご確認ください。
(公式サイトhttps://www.dpvr.com/jp/)
(SNS https://twitter.com/DpvrJapan)
昔のVRへのイメージは捨てよう!
あらためて、DPVR E4はこんな方におすすめです。
・パソコンでVRゲームを遊びたい!
・軽いヘッドマウントディスプレイが欲しい!
・120Hzの高リフレッシュレートと大画面で、VRゲームをスムーズにプレイしたい!
・予算は抑えたいけど、クオリティが高いものが欲しい…
初めて買う1台にはもちろん、しばらくヘッドマウントディスプレイを買い替えていなかった皆様にも、おすすめできる商品です。
進化した、遊べるVR。スゴいです
僕がVRを始めた2016年頃は、「VRヘッドマウントディスプレイ=大きくて重いのに解像度が低い」というイメージがありました。2016年頃は様々なニュースやメディアにも取り上げられたので、当時のイメージをまだ持っている方もい方もいるかもしれませんね。
あれから7年、技術はめざましく進歩しました。
”興味はあったけど、なかなか手がでなかった…”という皆様にも、ぜひ購入してVRの面白さを体験していただきたいです。
あなたの生活の中に「DPVR E4」を取り入れれば、より刺激的な新しい世界にあなたを連れて行ってくれることでしょう!
本日の復習
・高解像度、軽量、安価なヘッドマウントディスプレイが欲しい方は「DPVR E4」を!
・7000以上あるSteam VRコンテンツが遊べる!
・「DPVR E4」でVRを楽しもう!
こちらの記事はDPVR様から機材提供をいただきまして作成しております。
【執筆者紹介】
近藤将人
合同会社ジーン代表
VR 映像クリエイター
▼WEB・SNS
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