Insta360 Pro StitcherのNew Optical Flowモードを検証
皆さんこんばんは。VR映像制作合同会社ジーンの近藤将人です
Insta360 Pro StitcherのStitching Modeに新しくNew Optical Flowモードがあるのに今更気づきました。
最近FacebookのInta360 Proコミュニティを見ていてステッチャーの画像を貼ってある人の見てわかりました。
デフォルトがOptical Flowなのであんまり選択欄見なかったのですよね。
いつから追加されたのかなと思ってコミュニティ内を検索したらVer1.03かららしいです。
ちょっと前ですね。
コミュニティ内の社長コメントによると普通のよりNewのほうが正確みたいです。
うまくいかなかった時のバックアップでOptical Flowが残っているとのこと。
ツイッターでつぶやいたらいつもいろいろ応えてくださる日本マーケティングのAgathaが教えてくれました。
New Optical FlowはTracer Effect(日本語はトレース効果かなぁー)による改善できます。ステッチングスピードもはやくなりました。
両方の中には効果が良い方を選べばいいです!— AgathaCai (@cai_agatha) 2017年9月11日
早速検証です。
とりあえず前に撮ったデータで10秒間だけSlow Type書き出し。
Newと普通のですと2倍位書き出し時間が違いました。
1回しか試さなかったのですべてのパターンに当てはまるかはわからないですが倍は大きいですね。
10秒がNewですと120秒、普通ので240秒くらいでした。
つまり1時間撮影したのを書き出すと12時間と24時間です。
これは大きい。
肝心のスティッチ精度はどうなのというところですよね。
静止画ですがフラットにしたものをご覧ください。
New Optical Flow
Optical Flow
モード以外の条件は同じです。
New右下のマウスあたりや真ん中のギターあたりのスティッチがNewのほうが明らかにきれいです。
マウス辺りはカメラから結構近いのですが明らかにキレイになっています。
もちろん下方向でカメラからちょっと近めなエリアなので映像に歪みはあるのですが通常のよりは明らかによいです。
基本New Optical Flowでスティッチしていけばよいのかなという感じはしました。
オプティカルフローが苦手なシチュエーションでも改善されているのかは試してみないとですね。
明日も一日頑張りましょう、
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