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Autopano Video3のD.WARPを検証したまとめ

皆さんこんばんは。VR映像制作合同会社ジーンの近藤将人です

Kolor社からリリースされておりますスティッチソフト「Autopano Video3」の正式版がリリースされたので検証しておりました。
スティッチするものもあったので今回の目玉のオプティカルフロースティッチD.WARP機能周りをとりあえずテストしてみました。

1ファイル30分くらいのGoPro OMNIで撮影したものを使用いたしました。
計算時間を優先するモードとクオリティを優先するモードの2つがあります。
とりあえずクオリティ優先で30分D.WARPをかけてみました。
計算終了が恐らく1日以上かかるという(放置していたので厳密にはわかりませんでした)
マシンスペックにももちろん依存するとは思いますがなかなか時間がかかります。
グラボはもちろん、CPUもフルパワーで使っているのでそのあたりの強化は必要そうです。
問題は計算が終わった後なのですがファイルを保存しようとするとソフトが落ちました。
もちろん保存はされていません。
1日くらい計算させて落ちた時の悲しさ。
4回は試しましたが全部落ちました。
落ちるとそのプロジェクトファイル毎壊れてしまっているのか開かなくなります。
とりあえずD.WARPしかしていない状態だったので問題ないですが他の編集していると悲しいですねこれは……
新規でプロジェクトを立ち上げてファイルをとりこんで計算しても落ちます。
これは長尺計算すると保存できないのではという仮設のもと同じファイルで30フレーム程計算させてみました。
こちらは問題なく保存できました。

10分ちょっとのプロジェクトで計算させてみたところこちらは問題なく保存されました。
ただ保存した後に書き出そうとすると書き出しの所でソフトがフリーズ。
その後、30分のほうのプロジェクトを開いても何故かフリーズして書き出せない。
原因がわからないのでもう一度プロジェクトファイルをつくって、1分くらいの短めのファイルで30フレームくらいD.WARPかけて書き出してみた所うまく書き出せました。
その後は30分のファイルのほうもうまく書き出しできました。
とりあえず理由はわからなかったですが問題なく書き出せてよかったです。

その後、一体何分くらいD.WARPすると保存できないのかを検証。
30分のファイルの5分を計算した場合は問題なく保存できました。
現在、30分のファイルの10分をD.WARPかけて放置しているところです。
5分D.WARPをかけたファイルはまだ動画の書き出しをしていないのですがとりあえずプロジェクトが保存できてよかったです。
30分のファイルも分割してD.WARPかければ問題なく処理できそうです。
ただその分割する長さがどれくらいまでいけるのかはちょっと試してみないとわからないですね。
こんなことを気にして使わないといけないのもあれなのですが……
このあたりは自分の環境下だからないのかそれともソフトのバグなのか。
情報が少ないので共有出来る人がいたら知りたいです。
あまり長くD.WARPしてまたプロジェクトファイルが壊れると今までやった作業が全部無意味になってしまうのでとりあえず10分くらいを目安に使おうかなと思います。

D.WARP周りしかまだ検証できていないですが目玉機能のひとつなのでまとめておきました。
現状の仕様でしたり、自分環境下なので参考になりましたら幸いです。
Autopano Video3も日本語の動画解説がないので時間あったらつくろうかなと思います。
一体型メーカーがスティッチさせるソフトをつけてきてはいますが条件によってまだスティッチするソフトは必要な場面はあるのですよね。
スティッチのソフトもいくつかあるので(最近だと気になっているのはMistika VR)利便性と軽さと精度を見極めて考えないとなと思います。

明日も一日頑張りましょう、

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