Adobe×Insta360 スティッチ不要でPremiere Proへ
皆さんこんばんは。VR映像制作合同会社ジーンの近藤将人です
AdobeとInsta360の連携が発表されました。
Premiere Proの新しいプラグインをリリースするとのことです。
従来ですとInsta360 Proで撮影した6枚の映像をまずスティッチすることから始める必要がありました。
これから登場するプラグインを使用することでスティッチ作業の前にすぐにPremiere Proで読み込み。
スティッチされたプロキシファイルを使うことですぐに編集作業に移れるようになります。
書き出し時に必要な素材だけをスティッチすることでスティッチ作業を短縮することが可能になります。
また今までスティッチソフトでエンコード、Premiere Proでエンコードと2回かけていましたがPremiere Pro時のみになるのでよりキレイに仕上がります。
という流れができるのでやったことがないとすごい楽になるかと思います。
あまりコメントされていない実情をInsta360 Proを使用している私がまとめようかと思います。
まだ発表されたばかりなので実際製品がどうなるかわからないですが今のところ考えられる話で書いていきます。
考えられること
最終的にInsta360 Stitcherをベースにスティッチされるかと思います。
ただInsta360 Staticherは素材や撮影条件によってはうまいこと繋がらない場合があります。
細かい設定ができないのとタイムラインで確認しながらプレビューしたりはできないので実際に書き出さないと全体のスティッチ具合がわからないのですよね。
仮にそのまま編集して結局スティッチがうまくいかないという結果が出る場合、連携の取れたMistika VR等を使用してスティッチを調整する必要はあります。
同じカットでプロキシのファイルと再リンクでうまく差し替えられるといいですが、スティッチ作業してみると位置関係でやっぱり違うテイクのほうがキレイに仕上がるよねという時に編集したところの意味がなくなってしまう可能性は0ではありません。
そうなると結局二度手間なのですよね。
可能性があるというレベルだと業務的には結局スティチしたほうが確実じゃないのかというところがあります。
幸いMistika VRでやるとすごく軽くて書き出すのも早いですし。
Insta360 Pro使ったことがないかたもたくさんいると思いますが、純正スティッチはうまいこと行く時とイマイチな時があります。
基本このクラスのカメラを使用されるかたは業務関係のかたが多いと思うのですがそのあたりのクセみたいのを理解した上で使わないとですね。
このプラグインが出ることにステッチャーがバージョンあがることもあると思うので実際に使ってみてからではないとわからないですね。
でもAdobeやMistika VRと連携が増えてきたので対応幅が広がっているところは嬉しいですよね。
今年はマイクロフォーサーズセンサー搭載の上位機「Insta360 Titan」も控えているので楽しみです。
明日も一日頑張りましょう、
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